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友人への結婚内祝いは、親しい間柄だからこそ対応に悩むこともあります。そこで今回は、友人に笑顔になってもらえる返礼品（結婚内祝い）の選び方をご紹介します。

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親しき仲にも礼儀あり　返礼品の贈り方（友人編）

親しい友人であっても、結婚祝いをいただいたら返礼品を贈るのが結婚祝いのマナー。形式は守って、贈り物の中身で親愛や感謝の気持ちを届けましょう。

のし紙は必要？のし紙の起源と役割

ごく親しい友人へのお返しや、可愛いラッピングにこだわりたい場合には、のし紙を不要と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも熨斗（のし）とは、あわび貝をうすくのばして干した熨斗鮑（のしあわび）のこと。神様に生臭物をお供えする習わしを起源とし、慶事の贈り物に生ものを添えて祝意を表す日本古来のしきたりです。

現在では折熨斗や印刷の「のし紙」で代用していますが、「生臭物」を表したものなので、お肉や海産物、かつお節やハムなどにはのし紙を使用せず、「生臭物」を避ける弔事にも使用しません。

のし紙は、贈り先さまにお祝い事の贈り物であることと、改まった気持ちでお贈りしますという意思を伝える意味がありますので、結婚のお祝いや出産祝い、またその内祝いには欠かせません。

夫婦の名前をさりげなく伝える役割としても重要ですので、友人からのし無しでお祝いをいただいたとしても、のし紙を付けた方がよいでしょう。

内祝いはいらないと言われたら？

「お返しはいらない」と言われた場合でも、お相手の本意は図りにくいもの。前もって「お互いお返しは贈らない」といった約束を交わしてない限りは、贈った方が良いでしょう。また、お祝い返しをしないことを片祝いと言い、縁起の悪いことと考えられています。お相手の負担にならない範囲で感謝の気持ちを伝えましょう。

連名でお祝いをもらったら

連名でお祝いをもらった場合でも、返礼品は個別に贈るのが基本です。高額の返礼品は返って失礼に当たりますので、人数で割った金額の、さらに半額から3分の1の予算で返礼品を贈りましょう。

もらって嬉しい「プチ贅沢」な贈り物

ご友人への返礼品は、目上の方に贈るようなかしこまった品物よりも、お互いの好みがわかる間柄だからこそ選べる品の方が親しみが感じられて気持ちが伝わります。選ぶポイントは自分では買わないプチ贅沢な品。毎日の暮らしで活躍するアイテムの中から、ちょっと贅沢で非日常を味わえるアイテムをセレクトしてはいかがでしょうか。